沖縄は日本固有の領土ではない [422]
作成者:
作成日時:2018/08/30 07:27:28
沖縄はもともと琉球王国が統治していたから日本固有の領土ではない。
投稿メッセージを表示( 422 件中 36 件 〜 45 件目)
日本は1879年3月27日に琉球王国を武力併合しているから安倍内閣の閣僚は口が裂けても「沖縄は日本固有の領土」とは言えない。
事実、歴代内閣で「沖縄は日本固有の領土」と発言した閣僚は一人もいない。
もし仮にそのような発言をする閣僚が現れたら、「ではなぜ沖縄の前身である琉球王国を武力併合したのか?」と追及されて、その閣僚は沖縄県民に謝罪しなくてはならなくなるし、対応次第では辞任に追い込まれることになる。
事実、歴代内閣で「沖縄は日本固有の領土」と発言した閣僚は一人もいない。
もし仮にそのような発言をする閣僚が現れたら、「ではなぜ沖縄の前身である琉球王国を武力併合したのか?」と追及されて、その閣僚は沖縄県民に謝罪しなくてはならなくなるし、対応次第では辞任に追い込まれることになる。
0
スポンサーリンク
空手発祥の地は日本ではない。
その証拠に空手は日本の主権が及ばなかった14世紀後半頃の琉球王国(現在の沖縄)で起こり始まった。
だからJOC(日本オリンピック委員会)は東京オリンピックで空手競技を採用してもらおうとしたときにIOC(国際オリンピック委員会)に対して「日本発祥の空手」とは言えなかった。
その証拠に空手は日本の主権が及ばなかった14世紀後半頃の琉球王国(現在の沖縄)で起こり始まった。
だからJOC(日本オリンピック委員会)は東京オリンピックで空手競技を採用してもらおうとしたときにIOC(国際オリンピック委員会)に対して「日本発祥の空手」とは言えなかった。
0
固有とは「本来持っていること」、本来とは「もともとそうであること」、領土とは「国家の主権が及ぶ範囲の土地」という意味で、ほとんどの辞書にはそのように書かれている。
つまり、「固有の領土」とは「もともとその国の主権が及んでいた範囲の土地」という意味になる。
そもそも薩摩は国ではないから国家主権を有していなかったわけで、ゆえに当時の琉球王国が薩摩の領土だったという歴史的事実はない。
鹿児島県歴史資料センター黎明館に電話して、「琉球王国は薩摩の領土だったのか?」と聞いてみたところ、歴史に詳しい学芸員は「琉球王国が薩摩の領土だったという事実はありません。琉球王国は独自の主権を持った独立国でした」と回答していた。
薩摩藩を前身に持つ鹿児島県の歴史資料センターがそのように説明しているわけだから、薩摩から見ても琉球王国は独立国だったというのが歴史的事実である。
だから、その琉球王国を前身に持つ現在の沖縄は日本固有の領土とは言えない。
つまり、「固有の領土」とは「もともとその国の主権が及んでいた範囲の土地」という意味になる。
そもそも薩摩は国ではないから国家主権を有していなかったわけで、ゆえに当時の琉球王国が薩摩の領土だったという歴史的事実はない。
鹿児島県歴史資料センター黎明館に電話して、「琉球王国は薩摩の領土だったのか?」と聞いてみたところ、歴史に詳しい学芸員は「琉球王国が薩摩の領土だったという事実はありません。琉球王国は独自の主権を持った独立国でした」と回答していた。
薩摩藩を前身に持つ鹿児島県の歴史資料センターがそのように説明しているわけだから、薩摩から見ても琉球王国は独立国だったというのが歴史的事実である。
だから、その琉球王国を前身に持つ現在の沖縄は日本固有の領土とは言えない。
0
スポンサーリンク
領土というものは歴史のある時点からその国の領土になったのであって、最初から特定の国が特定の地域を自国の領土にしていたわけではない。
そもそも、世界中のどこの地域も国家ができる前は無主の地だったわけで、ゆえに「○○は△△固有の領土」という地域は世界中に一坪たりとも存在しない。
だから国際社会は「尖閣諸島が日本固有の領土」「竹島が日本固有の領土」「北方領土が日本固有の領土」という日本政府の主張を認めていない。
それらはすべて日本政府による政治的主張なのであって、国家スローガンやプロパガンダにすぎないのは自明である。
しかも、「固有の領土」という言葉は国際法上の用語ではないし、歴史用語でもないから、日本政府がいくら「固有の領土」という言葉を使って領有権を主張したところで、そのような主張が国際社会に通用するわけがない。
戦争によって何度も国境線が変わった欧州においては「固有の領土」という概念すらない。
そもそも、世界中のどこの地域も国家ができる前は無主の地だったわけで、ゆえに「○○は△△固有の領土」という地域は世界中に一坪たりとも存在しない。
だから国際社会は「尖閣諸島が日本固有の領土」「竹島が日本固有の領土」「北方領土が日本固有の領土」という日本政府の主張を認めていない。
それらはすべて日本政府による政治的主張なのであって、国家スローガンやプロパガンダにすぎないのは自明である。
しかも、「固有の領土」という言葉は国際法上の用語ではないし、歴史用語でもないから、日本政府がいくら「固有の領土」という言葉を使って領有権を主張したところで、そのような主張が国際社会に通用するわけがない。
戦争によって何度も国境線が変わった欧州においては「固有の領土」という概念すらない。
0
1879年3月27日に明治政府が軍隊を動員して琉球王国を武力的威嚇のもと併合した際に首里城の明け渡しを迫ったというのが歴史的事実。
それだけでなく、明治政府の役人たちは琉球王国第19代国王の尚泰王を藩王に格下げし、天皇との間に君臣関係をつくった。
そして、明治政府は尚泰王に東京への居住を命じている。
これらの一連の行為は国の代表者への強制を禁じているウィーン条約法条約51条に違反する国際法違反であるのは言うまでもない。
首里城に関心を持つ前に、沖縄の前身である琉球王国がどのような経緯で大日本帝国に併合されたのかを知るべきである。
それだけでなく、明治政府の役人たちは琉球王国第19代国王の尚泰王を藩王に格下げし、天皇との間に君臣関係をつくった。
そして、明治政府は尚泰王に東京への居住を命じている。
これらの一連の行為は国の代表者への強制を禁じているウィーン条約法条約51条に違反する国際法違反であるのは言うまでもない。
首里城に関心を持つ前に、沖縄の前身である琉球王国がどのような経緯で大日本帝国に併合されたのかを知るべきである。
0
スポンサーリンク
北海道から鹿児島の人は自分たちを日本人と思っているが、沖縄人は自分たちを日本人と思っていない人が多い。
その証拠に2012年9月20日付の琉球新報に「ヤマトゥンチュ(日本人)」と書かれている。
琉球新報が書いたようにヤマトゥンチュが日本人という意味であるならヤマトゥンチュではないウチナーンチュ(沖縄人)は日本人ではないということになる。
ちなみに「ヤマトゥンチュ(日本人)」と書いた琉球新報に「俺たちウチナーンチュ(沖縄人)も日本人だぞ」という抗議や苦情は一切なかった。
この事実そのものこそウチナーンチュ(沖縄人)が自分たちを日本人とは思っていない証拠である。
その証拠に2012年9月20日付の琉球新報に「ヤマトゥンチュ(日本人)」と書かれている。
琉球新報が書いたようにヤマトゥンチュが日本人という意味であるならヤマトゥンチュではないウチナーンチュ(沖縄人)は日本人ではないということになる。
ちなみに「ヤマトゥンチュ(日本人)」と書いた琉球新報に「俺たちウチナーンチュ(沖縄人)も日本人だぞ」という抗議や苦情は一切なかった。
この事実そのものこそウチナーンチュ(沖縄人)が自分たちを日本人とは思っていない証拠である。
0
【民族(みんぞく)】
人種的・地域的起源が同一であり(または同一であると信じ)、言語・宗教などの文化的伝統と、歴史的な運命を共有する人間の集団。
近代日本国家から武力併合されたのは47都道府県で沖縄だけ。
第二次世界大戦で本土防衛の捨て石にされたのも沖縄だけ。
戦後、サンフランシスコ講和条約が発効されて県丸ごと外国に譲り渡されたのも沖縄だけ。
日本人と我々沖縄人は歴史的運命を共有してこなかったから同じ民族とはいえない。
人種的・地域的起源が同一であり(または同一であると信じ)、言語・宗教などの文化的伝統と、歴史的な運命を共有する人間の集団。
近代日本国家から武力併合されたのは47都道府県で沖縄だけ。
第二次世界大戦で本土防衛の捨て石にされたのも沖縄だけ。
戦後、サンフランシスコ講和条約が発効されて県丸ごと外国に譲り渡されたのも沖縄だけ。
日本人と我々沖縄人は歴史的運命を共有してこなかったから同じ民族とはいえない。
0
中学生や高校生が使う教科書に「尖閣諸島は日本固有の領土」と明記されるようになったが、これには大きな問題がある。
なぜかというと、例えばこの教科書を使って授業をやると、授業中に生徒たちが「尖閣諸島は何県にあるんですか?」と質問される可能性があり、
そうすると先生方は「沖縄県にある」と答えるしかないが、生徒たちから「じゅあ沖縄は日本固有の領土なんですか?」とさらに質問されたら先生方はなんと答えていいのか分からず、答えに窮することになる。
仮に先生方が「沖縄は日本固有の領土です」と回答したら、生徒たちから「沖縄は140年前に日本政府が軍隊を動員して併合するまで琉球王国が統治していたわけだから日本固有の領土ではないのでは?」と突っ込まれ、先生方はこの突っ込みに対して否定することはできない。
結局、歴史の事実から目を背けることはできないし、生徒たちに嘘を教えるわけにはいかないので、先生方は「その通りです。沖縄はもともと琉球王国が統治していたから日本固有の領土ではありません」と答えるしかなくなる。
そうなると、生徒たちが「それなら尖閣諸島はその沖縄に含まれるので、尖閣諸島も日本固有の領土ではないのでは?」とさらに質問されたら、先生方は「そうですね。尖閣諸島は沖縄県に属するので日本固有の領土ではありません」と答えるしかなくなる。
なぜかというと、例えばこの教科書を使って授業をやると、授業中に生徒たちが「尖閣諸島は何県にあるんですか?」と質問される可能性があり、
そうすると先生方は「沖縄県にある」と答えるしかないが、生徒たちから「じゅあ沖縄は日本固有の領土なんですか?」とさらに質問されたら先生方はなんと答えていいのか分からず、答えに窮することになる。
仮に先生方が「沖縄は日本固有の領土です」と回答したら、生徒たちから「沖縄は140年前に日本政府が軍隊を動員して併合するまで琉球王国が統治していたわけだから日本固有の領土ではないのでは?」と突っ込まれ、先生方はこの突っ込みに対して否定することはできない。
結局、歴史の事実から目を背けることはできないし、生徒たちに嘘を教えるわけにはいかないので、先生方は「その通りです。沖縄はもともと琉球王国が統治していたから日本固有の領土ではありません」と答えるしかなくなる。
そうなると、生徒たちが「それなら尖閣諸島はその沖縄に含まれるので、尖閣諸島も日本固有の領土ではないのでは?」とさらに質問されたら、先生方は「そうですね。尖閣諸島は沖縄県に属するので日本固有の領土ではありません」と答えるしかなくなる。
0
<日本政府にとって触れられたくない不都合な真実>
日本政府は「尖閣諸島は我が国固有の領土」と主張するが、実は、1880年前後の日清交渉で日本政府の前身である明治政府が「先島分割案」を清國に提案して先島諸島(宮古、八重山)を清國に譲り渡そうとした歴史的事実がある。
日本政府が提案した「先島分割案」を当時の清國が批准しなかったから先島諸島は清國の領土にならなかったわけで、もし清國が批准していれば、先島諸島は後に中国領土になっていたし、宮古や八重山の人たちは今ごろ中国語を話していただろう。
明治政府が日清交渉で先島諸島を清國に譲り渡そうとした歴史的事実は、尖閣諸島の領土問題にこだわる日本政府にとって日本人はもとより中国人にも沖縄人にも触れられたくない不都合な真実である。
日本政府は「尖閣諸島は我が国固有の領土」と主張するが、実は、1880年前後の日清交渉で日本政府の前身である明治政府が「先島分割案」を清國に提案して先島諸島(宮古、八重山)を清國に譲り渡そうとした歴史的事実がある。
日本政府が提案した「先島分割案」を当時の清國が批准しなかったから先島諸島は清國の領土にならなかったわけで、もし清國が批准していれば、先島諸島は後に中国領土になっていたし、宮古や八重山の人たちは今ごろ中国語を話していただろう。
明治政府が日清交渉で先島諸島を清國に譲り渡そうとした歴史的事実は、尖閣諸島の領土問題にこだわる日本政府にとって日本人はもとより中国人にも沖縄人にも触れられたくない不都合な真実である。
0
日本政府は沖縄がアメリカ統治下にあったときから一度もアメリカに対して「沖縄は日本固有の領土」と主張しなかった。
なぜならアメリカは1854年7月11日に沖縄の前身である琉球王国と琉米修好条約を結んでいるし、同条約は翌年の1855年3月9日にアメリカ議会で批准され、
さらに同日、第14代大統領のフランクリン・ピアースが同条約を全米に公布して琉球王国が独立国であることを認めたという歴史的事実があるから。
このようにアメリカは沖縄の前身である琉球王国と国際条約を結び、議会において琉球王国を独立国と認めたという経緯があるから、日本政府はアメリカに対して「沖縄は日本固有の領土」と主張できなかった。
なぜならアメリカは1854年7月11日に沖縄の前身である琉球王国と琉米修好条約を結んでいるし、同条約は翌年の1855年3月9日にアメリカ議会で批准され、
さらに同日、第14代大統領のフランクリン・ピアースが同条約を全米に公布して琉球王国が独立国であることを認めたという歴史的事実があるから。
このようにアメリカは沖縄の前身である琉球王国と国際条約を結び、議会において琉球王国を独立国と認めたという経緯があるから、日本政府はアメリカに対して「沖縄は日本固有の領土」と主張できなかった。
0
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 前のページを表示 | 次の 10 件を表示 |