383

2006/06/06 20:16:50

1年生

沖縄県高等学校総合体育大会（サッカー競技）「男子決勝戦総評」

中盤を省いて早めに全線へフィードする那覇西、両サイドを起点に数的優位を作り出そうとする豊見城南。那覇西２トップが豊見城南３バックの後方のスペースへ走りこみ、ゴールを生み出していった。
　豊見城南の中盤での守備の網を那覇西は、避ける形でシンプルに相手ＤＦの背後をついた。その狙いをもう少し早く豊見城南が対応すれば、大量失点を防ぐことかできたと思われる。今大会の日程は、荒天が多く、スキルの発揮が思うようにできない状況があり、蹴りあいならざるおえない試合展開が多く見られた。今後、ゲーム状況に応じた技術と戦術の適切な発揮ができるよう指導者の向上が望まれる。間に休養日ができ、１日に２ゲームすることが解消され、より良い方向に改善されたことが評価される大会となった。