平安座島ウフバンタ石畳道 、1年かけ草木刈る!? [1]
うるま市平安座島で約40年前まで住民が生活道として使用したウフバンタに延びる石畳道を復元する作業で、
高台までの道全体が20日姿を現し、取り組みが大きな節目を迎えた。
昨年11月から毎月第3日曜日に住民、島外の出身者らが防災道路から頂上までの全長約150メートルの斜面に生い茂った草木を刈り取る作業を重ねてきた。
平安座自治会は今後、石畳道沿いに樹木を植え、高台に休憩所を整備するなどして住民の憩いの場、津波発生時の避難道として保護していく考えだ。
ウフバンタは島の中央で東西に延びる海抜約70メートルの大きな崖。
中央には南側の集落から北側の畑や墓地へと通じる石畳道が崖の斜面をはう形で横断していた。
石畳が敷かれた時期は不明だが、先人が勾配の斜面に石を積んで道を整備したおかげで、島民は農作業でこの道を日々通り、
死者が出た時は亡きがらを納める龕(がん)を4人で担いで墓まで運ぶなど大切な生活道として利用してきた。
平安座島の北東部にある宮城島、伊計島の住民も本島の屋慶名に渡る時の基幹道路として往来していた。
現在、北側部分には石油関連施設が立地し、墓地は集団移転されたことで石畳道は利用されなくなり、
ギンネムなどが伸びて道が隠れてしまった。
住民から復元の提案があり、昨年11月から草木の除去作業を重ねてきた。
20日の作業で頂上まで到達し、住民らは石畳道の出現を喜んだ。
松田富雄自治会長(61)は「難儀して道を開けることができた。
これからは維持管理を続けて大切にしていきたい」、
新屋孝一平安座島郷友会連合会長(71)は「みんな喜んでいる。催しも開催したい」、
自治会審議委員会の田村良章建設作業部会長(63)は「この道は島民にとって心のふるさとだ。ここからの景色を見て、昔を思い出してほしい」と話した。
琉球新報→http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-184387-storytopic-5.html
高台までの道全体が20日姿を現し、取り組みが大きな節目を迎えた。
昨年11月から毎月第3日曜日に住民、島外の出身者らが防災道路から頂上までの全長約150メートルの斜面に生い茂った草木を刈り取る作業を重ねてきた。
平安座自治会は今後、石畳道沿いに樹木を植え、高台に休憩所を整備するなどして住民の憩いの場、津波発生時の避難道として保護していく考えだ。
ウフバンタは島の中央で東西に延びる海抜約70メートルの大きな崖。
中央には南側の集落から北側の畑や墓地へと通じる石畳道が崖の斜面をはう形で横断していた。
石畳が敷かれた時期は不明だが、先人が勾配の斜面に石を積んで道を整備したおかげで、島民は農作業でこの道を日々通り、
死者が出た時は亡きがらを納める龕(がん)を4人で担いで墓まで運ぶなど大切な生活道として利用してきた。
平安座島の北東部にある宮城島、伊計島の住民も本島の屋慶名に渡る時の基幹道路として往来していた。
現在、北側部分には石油関連施設が立地し、墓地は集団移転されたことで石畳道は利用されなくなり、
ギンネムなどが伸びて道が隠れてしまった。
住民から復元の提案があり、昨年11月から草木の除去作業を重ねてきた。
20日の作業で頂上まで到達し、住民らは石畳道の出現を喜んだ。
松田富雄自治会長(61)は「難儀して道を開けることができた。
これからは維持管理を続けて大切にしていきたい」、
新屋孝一平安座島郷友会連合会長(71)は「みんな喜んでいる。催しも開催したい」、
自治会審議委員会の田村良章建設作業部会長(63)は「この道は島民にとって心のふるさとだ。ここからの景色を見て、昔を思い出してほしい」と話した。
琉球新報→http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-184387-storytopic-5.html
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