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メッセージ:浦添商業・ベスト4進出の原動力となった三試合の削除依頼

以下のメッセージを削除依頼します。
タイトル:浦添商業・ベスト4進出の原動力となった三試合
名前:白球の記憶
メッセージ: 2の方は、那覇商業との一戦が浦添商業を甲子園ベスト4へ導いたと書いておられますが、
僕も全く同感です。
 異論の方もいるでしょうが、僕は二年連続準優勝の沖縄水産を除けば、97年の浦添商業が
沖縄県史上最強のチームだったと思っています。なぜなら、浦添商業は精神的に苦しい試合を
ギリギリのところで制する力を持っていたからです。

97年夏・準々決勝
浦添商業100201014  9
那覇商業001011130  7
(浦)上間、渡久山、上間 (本塁打)下地康


 イニングスコアだけを見ても、いかにこの試合が壮絶な死闘だったのかが分かり
ます。この試合については掲示板で何度か触れられているので、ここでは割愛し、
代わりに、他の二つの試合について紹介しようと思います。

 春季九州大会

(ダブルヘッダー)

準決勝
日南学園0101000021000  5
浦添商業2001000101001× 6
(浦)上間(完投)

決勝
浦添商業000030110  5
長崎日大02041000×  7

※上間投手は登板せず

 上記の二試合は、那覇商業との死闘から遡ること三ヶ月前、春季関東大会
の準決勝、決勝の二試合です。ちなみに、この試合はダブルヘッダーです。
 準決勝で対戦した日南学園は、前年の秋季大会でも対戦し、この時は浦添
商業は5−7で敗れています。そんな強敵を相手に、浦添商業は序盤からペ
ースを握り、4−2でリードしたまま最終回を迎えます。ところが九回表、
浦添商業は失策がらみで二点を失い、試合は振り出しに。さらに十回表、つい
に4−5と逆転を許してしまいます。
 並のチームなら、おそらくそこで終わっていたでしょう。ところが、浦添商業
の底力はここから発揮されます。十回裏、粘りで同点に追いつき、十三回裏、上間
(?)のタイムリーで6−5と死闘を制して決勝へ駒を進めます。

 こうして決勝へ進出した浦添商業ですが、おそらく選手はだいぶ疲労がたまってい
たのでしょう。ダブルヘッダーの二試合目となった長崎日大との試合は、序盤から投手陣
がつかまり、四回を終わって0−6と大差をつけられてしまいます。しかし、五回表に三点
を返し反撃すると、七回に一点、八回にも一点を追加。結局5−7で敗れはするのですが、
十分に存在感を発揮して大会を後にします。

 こうして見ると、浦添商業は相手にペースを握られ苦しい展開となっても、そこから持ち直し
て反撃する底力を持っていたことが分かります。こんなチームだったからこそ、那覇商業との死闘
を制し、甲子園でベスト4に進み、準決勝で智弁和歌山との熱戦を演じることができたのではない
でしょうか。
 那覇商業との試合もそうですが、この春季大会での二試合も、浦添商業を甲子園でベスト4へ導く
原動力となった試合として紹介したいと思います。
 それにしても、翌年に新垣を擁して甲子園に進出した沖縄水産は、なぜ甲子園で一勝もできなかった
のでしょうか。過去の記録を見ると、当時の沖水は秋季大会、夏の県大会と圧倒的な試合内容で勝利して
いました。だから、エース新垣の不調だけが原因とは思えません。もしかしたら、97年の浦添商業ほど、
苦戦を制した経験がなかったからなのでしょうか。意見がおありの方がいれば、お聞かせ願いたいと思い
ます。ただ、この掲示板が時折荒らされているのを見受けますので、誹謗、中傷はご遠慮いただきたく存じ
ます。
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