メッセージ:少年野球指導についての削除依頼

以下のメッセージを削除依頼します。
タイトル:少年野球指導について
名前:アシスタント
メッセージ:私はある海外プロ関係者のアシスタントをしています。
彼は沖縄で暇な時間は野球教室を行っています。私も以前北部で開催していたときに手伝っていました。
指導方法に関して言うと、自ら手本を見せるスタイルですね。すべてを子供たちと一緒に(グランド整備さえも)行動しますから、子供たちとの距離が近いですね。
それから、まず子供に手を上げることはないです。怒るときも危険なことをしたときのみで、他のボランティアのコーチにもそう伝えているようです。
そういえば、一度激怒したのを覚えています。両親の都合で基地にいる子供たちが可愛そうだということで、基地からの子供たちの受け入れもしていました。
そこで、米兵の父親が見に来ていたのですが、その米兵に激怒していました。内容は英語で理解不能だったのですが、後で聞いてみるとこのようなことです。
その米兵が、英語で汚い言葉を使ったそうです。それを注意したところ、米兵が“子供たちは理解してないからいいだろ。”と言ったそうです。
それに対して“子供たちは聞こえた言葉の意味を意識せずに口にしてしまい、汚い言葉を覚えてしまうものなんだ。”と怒ったようです。あれだけアメリカ人にはっきりと言う人を見たのは初めてです。

手を上げないで子供たちが言うことを聞くのか?・・・不思議なことに聞くんです。
彼は現役を退いて間もないですから、おそらくストレートで言えばまだ130キロ後半は出るでしょう。彼が手本として見せることで子供たちは尊敬しているようで、だからよく聞くのだと思います。

スパルタ指導について、野球雑誌のコラムでこういうことも言っています。
“スパルタが小中学生にとっていいとは考えていません。スパルタにより技術向上になるかもしれませんが、一方で野球が嫌いになりやめてしまう子供たちがたくさんいることを無視できません。
それなら野球が生涯スポーツになるように、楽しさを教えるほうが大切だと思っています。なぜならプロになれるのはほんの一握りです。だからと言って周りが子供に対して、‘お前には無理だ’
などというのは間違えです(イチローさんの言葉を引用)。子供がプロになりたいというのなら、その可能性を親は信じてあげたいですね。・・・野球の技術向上は何より野球が好きであることだと
私は思っています。”

技術指導に関しては、子供たちがチームに所属している場合が多いですので、各チームの指導内容とぶつからないように、基本的なことのみで、後は野球本来楽しさ重視という形です。
チーム所属してない子供、引退後の6年生などにはパソコンでピッチングフォーム解析、スイング解析などプロがやっているようなこともおりまぜています。

現在、私は野球教室には顔を出していないのですが、彼を慕うボランティアなどの協力で那覇市近郊で開催しています。父兄の方々も子供たちが楽しく練習しているのを見て、満足しているようです。
参加経験のある方はわかると思うのですが、いつも笑顔の絶えない練習です。また北部へも時間が許せば行きたいとも言っていました。






お名前:
メールアドレス:
削除理由:
※掲示板に投稿したメッセージはご自身では削除することができません。
※削除依頼されるすべてのトピック・メッセージを削除する事が出来ない場合があります。