メッセージ:準決勝 第一試合 沖縄尚学vs八重山商工の削除依頼
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タイトル: | 準決勝 第一試合 沖縄尚学vs八重山商工 |
名前: | 白球の記憶 |
メッセージ: | 沖尚学40101121 10 八商工00000120 3 (八回コールド) 両校の現時点での実力の差が、如実に表れた試合結果でした。 初回の攻防が試合を決定付けたといっても過言ではないでしょう。いきなり沖尚打線が 爆発し、一挙四点。これで、八重山商工は完全に主導権を握られてしまいました。 格上の相手に勝つためには、先に点をやらないことが第一です。点を与えないことが、相手 のペースで試合を進めさせないための必要条件だからです。先に点を与えると、ただでさえ実力 で勝る相手に自分たちのペースで試合をされ、非常に苦しい展開となってしまいます。 二回裏、八重山商工はツーベースヒットと四球などで一死一、三塁のチャンスを作ります。が、 結果はショートゴロ、本塁を突いた三塁ランナーがタッチアウトとなりこの回無得点。 三回裏にも、ヒットと2四死球で二死満塁のチャンスを作りますが結局ピッチャーゴロでこの 回も無得点。五回裏にはツーベースで出塁したランナーが、センターへの大きなフライで帰塁できず ダブルプレーと、ちぐはぐな攻撃を繰り返してしまいます。 これは個人のミスと片付けてしまえばそれまでですが、初回で点差が開き、相手守備に余裕を与えて しまったことも大きいと思います。出塁して攻めているはずなのに、逆にプレッシャーを受けているように 感じてしまい、それが焦りを呼んでしまったのではないでしょうか。 結局、試合は沖尚がその後も小刻みに得点を重ね10−3と勝利しました。 沖尚は六回裏と二回裏に2本のホームランで3点を失いましたが、個人技にやられるのは仕方のないこと でしょう。その後失点を許さなかったことは評価できます。 しかし、欲をいえば七回裏の失点は防いで欲しかった。 あの場面、赤嶺投手が四球を与えたところで、エースの前嵩投手にスイッチしましたね。代わって最初の 打者にツーランを打たれたのですが、気になったのは、ボール先行で打たれたことです。 八重山商工としては、この回無得点ならコールド負け。大事にじっくりいこうと思い、初球は見逃してくる 可能性が高かったと思います。だからその逆を突いて、初球からストライクを取りにいっても良かったのでは ないでしょうか。 もちろん、バッテリーの考え方もあると思います。しかし結果として、0−2にしたことで相手打者を精神的 に楽にしてしまったように思います。前嵩投手はコントロールにやや難があるものの、速球、変化球ともにいいもの を持っています。だから、もっと強気で攻めても良いのではないでしょうか。 攻撃に関しては、スクイズ失敗などいくつかミスがあったことが気になりました。しかし、ランナー三塁の場面で ゴロを打ちランナーを確実に返すなど、得点を取る技術は非常に高いものを持っています。 守備もほとんど乱れることがありませんでした。この2点は非常にすばらしいと思います。 さて、明日は県内では最後の試合です。いい形で勝って九州大会に臨めるよう、最後まで気を抜かずプレーしてほしいと 思います。 |