メッセージ:準決勝 沖縄水産vs宜野座の削除依頼
以下のメッセージを削除依頼します。 | |
タイトル: | 準決勝 沖縄水産vs宜野座 |
名前: | 白球の記憶 |
メッセージ: | 宜野座000030000 3 沖水 20003001× 6 宜野座の先発投手は、エースの大城投手ではなく、それまでサードを守っていた安次富選手 と予想外の展開で幕を開けたこの試合。終わってみれば、選手個々の力量で上回る沖水が底力 を発揮し、快勝しました。 事前の予想で、僕は宜野座が有利とこの掲示板で述べたのですが、ここは己が不明を認めます。 正直、沖水の底力がこれほどのものだとは思いませんでした。 宜野座にとっては、大城投手が肩の炎症で投げられなかった不運もありました。僕自身、大城 投手なら沖水打線を抑えられたのでは、と思います。しかし、厳しい ようですがこれもチーム力のうち。宜野座は運がなかったと敗戦の言い訳をするよりも、力不足を 認め、自分たちに何がかけているのかを考えるべきだと思います。 試合を決めたのは、五回裏の攻防でした。 安次富投手はこの回一死から、死球での出塁を許しました。また、次の打者の送りバントを二塁に 送球し、これがフィルダースチョイスになってランナーをためてしまいました。 送りバントを二塁に送球したのは、安次富選手なりに自信があったのだと思います。この判断が間 違っているとは思いません。しかし残酷なようですが、結果的にここでのミスが相手に流れを与える きっかけとなってしまいました。 その後、送りバントで二死二、三塁として、次の打者(四番の砂川選手?)がセンター前に2点タイ ムリーを放ち逆転。ここで、外野手がゴロを後逸し、バッターランナーも二塁へ。このミスも結果的に 響きます。続く打者にもタイムリーが生まれ、5−3。この時点で、勝敗はほぼ決したといっていいで しょう。 この勝負どころでミスが出たという事実を、宜野座としては反省する必要があると思います。レベルの 高い試合になると、ミスが勝敗を分けるケースが多いです。 また、宜野座の選手は全体的にパワー不足の感が否めませんでした。上位打線の選手が、沖水の山内投手 の速球に完全に押されていました。山内投手は好投手ですが、全国には彼以上の速球を持つ投手はいくらでも います。これを攻略できなければ、夏も苦しい戦いになるでしょう。 例えば、短く持ってコンパクトに振るなど、チームとして速球への対策を徹底した方が良いのではないでしょうか。 勝った沖水について言うと、最も評価できるのは相手のミスにつけこんで点を取ったことです。このようなしたたかさ は、強いチームに不可欠な要素だからです。 エースの山内投手のピッチングは見事でした。宜野座打線をほとんど寄せ付けませんでしたね。ただ、一挙に三点を奪 われた場面が気になったので、最小失点で切り抜ける技術も身に付けてほしいと思います。 それにしても、この試合の沖水は威圧感がありました。先週辺りまではやや迫力に欠けるかなと思ったのですが、ここ にきて急に存在感が出てきましたね。強いチームになってきたな、と思います。 ただ、一つだけ気になったことがあります。 宜野座の安次富投手が、山内投手にデッドボールを当てた時、沖水の選手がベンチからブーイングめいた行為をやった 場面がありましたよね。あの行為は、これからはやめた方がいいのでは、と思います。マナーの問題もあるのですが、 ブーイングをされたことで、宜野座の選手に余計な力を与えてしまうことだってありえます。全国のある有名校の監督は、 「ショックを受けた相手は眠らせておけ」と言っています。あの場面、安次富選手は死球を与えて多少気落ちしていたはず。 何も反応しない方が、かえって相手にプレッシャーを与えることになると思うのですが、いかがでしょうか。 長文になりましたので、このレスはここまでにします。 |