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| 名前： | 匿名 |
| メッセージ： | 訂正版 アメリカは尖閣諸島の領土問題では中立の立場を取っていて、日本の領土とは認めていない。 一方、日本政府は１９６９年の沖縄返還交渉のとき、アメリカに対して「尖閣諸島は日本の領土と認めてほしい」とアメリカに泣きついていたことが公文書で明らかになっているが、アメリカはいまだに尖閣諸島を日本の領土とは認めていない。 アメリカがなぜ尖閣諸島を日本の領土と認めないかというと、アメリカにとって中国は世界最大の貿易相手国であり、尖閣諸島ごときの領土問題で中国を怒らせると自国の国益を損なうことになるから。 もう一つの理由は、戦後の日本の領土を確定したポツダム宣言の条文に「日本の主権は北海道、本州、四国、九州に及ぶ。その他の島々は我等が決める諸小島に限定される」と書かれているから。 「その他の諸小島」には尖閣諸島はもちろんのこと沖縄も含まれるから、これらの地域を日本政府が「我が国固有の領土」と主張する場合は当然のことながら戦勝国のアメリカの了解が必要となるが、アメリカは過去に一度も尖閣諸島を日本の領土とは認めていない。 そもそも日本はこのポツダム宣言を受け入れたわけだから、国際社会の承認なしに領有権を主張するのは間違っている。 |