メッセージ:武勇伝１の削除依頼
| 以下のメッセージを削除依頼します。 | |
| タイトル： | 武勇伝１ |
| 名前： | ラガー大王 |
| メッセージ： | あれは、忘れもしない２年前………… この夏いちばんのどしゃ降りで、俺は近くの コンビニで魚肉ソーセージをほうばっていたんだ。 すると、反対側の道からあまり見かけないラガーシャツを 着たがたいのいい男がこちら側に向かって歩いて来た。 当時３年だった俺は、あまり名は知られてなかったけど一応チームでは 一角を担う存在だった。そして、そいつが店から出てくるのを待って あいさつがわりに一発タックルをかましてやろうと思ってたんだ。 すると、案のじょうあいつは、すぐにレジで買い物を済ませでてきやがっった。 俺は上背はあまりなかったがタックルには自信があった。 そして、チームメートからはいつしか「フィールドのトマホーク」の異名をつけられるほど 恐れられていた。 それだけに俺のタックルはそうそう崩されないとハナっからそう思っていた。 だから、それがもろくも崩れ去ろうとは、このとき少しも思わなかったんだ。。。 予定どうり俺は、奴にタックルをかましてやった。 しかし、驚いたのは奴じゃなく、おれの方だったんだ。 一瞬、電信柱にタックルしているみたいな感覚になり、一瞬で我に返った。 そして、おれは幾度となく奴にタックルかましては、軽くいなされて。 まるで、小学生横綱が朝青龍に稽古をつけてもらっているようだった。 少なからずはたからはそう見えたに違いない…………。 そして、おれは今起こった状況を飲み込めずにいた。 この隠しようのない絶対的な差をまざまざと見せつけられた………… そして、ゴールデンウィーク明けの初日に退部届けを出して、 インターハイを目前に俺の夏は終わった…………。 俺がこの決断を踏み切ったのは、奴に負けたことも去ることながら何より悔しかったのは 奴がまだ１年だったことだ！奴の名前は確かのりか…思い出したくもない！！ |