メッセージ:武勇伝…の削除依頼
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タイトル: | 武勇伝… |
名前: | 伝説の男 |
メッセージ: | あれは、忘れもしない2年前………… この夏いちばんのどしゃ降りで、俺は近くの コンビニで梅おにぎりをほうばっていたんだ。 すると、反対側の道からあまり見かけないラガーシャツを 着たがたいのいい男がこちら側に向かって歩いて来た。 当時、大学4年だった俺は、あまり名は知られてなかったけど一応チームでは 一角を担う存在だった。そして、そいつが店から出てくるのを待って あいさつがわりに一発タックルをかましてやろうと思ってたんだ。 すると、案の定あいつは、すぐにレジで買い物を済ませでてきやがっった。 俺は上背はあまりなかったがタックルには自信があった。 そして、チームメートからはいつしか「ラグビー界のロナウジーニョ」の異名を つけられるほど恐れられていた。 それだけに俺のタックルはそうそう崩されないとハナっからそう思っていた。 だから、それがもろくも崩れ去ろうとは、このとき少しも思わなかったんだ。。。 予定どうり俺は、奴にタックルをかましてやった。 しかし、驚いたのは奴じゃなく、おれの方だったんだ。 一瞬、電信柱にタックルしているみたいな感覚になり、一瞬で我に返った。 そして、おれは幾度となく奴にタックルかましては、軽くあしらわれた。 まるで、小学生横綱が貴乃花に稽古をつけてもらっているようだった。 少なからず、はたからはそう見えたに違いない…………。 そして、おれは今起こった状況を飲み込めずにいた。 この隠しようのない絶対的な差をまざまざと見せつけられた………… そして、夏休み明けの初日に退部届けを出して、 大学リーグを目前に俺の夢は終わった…………。 俺がこの決断を踏み切ったのは、奴に負けたことも去ることながら何より悔しかったのは 奴がまだ1年だったことだ!奴の名前は確か………上杉たつ… 思い出したくもない!!! |