沖縄の治政者を見てると、人材がいないと感じる。
対立をあおる方法でしか物事が解決できないと考えるのだろうか。
本土の人、特にマスコミがなんでも無責任に問題提起する感じなので、日本政府VS沖縄の分断という構図が日本人全てに刷り込まれていて情けなくなるね。
太平洋戦争の帰結として日本は明治期以降に獲得した領土を手放すことになった。
沖縄が72年に本土復帰ではなく独立するのは当然の権利だと言える。
戦後、植民地が次々に独立していく流れだったのだから。
「核抜き・本土並み」にならないなら妥協せず、独立を志向すれば良かったのだと思う。
日米安保がある日本に復帰したなら、基地の返還は放棄したことになる。
勿論、当時のアメリカの意向は無視できない。
ある意味、アメリカは沖縄を日本政府に統治させることで基地の存続を容易にしたと言える。
治政者と言うものは少しでも領土を増やしたい、手放したくないものだから、日本側にとっても沖縄の復帰は望まれたところだった。
沖縄が独立を志向しなかったのは、考えようによっては明治期の日本の治政が良かったと考える事もできる。
また、本土の60年代の高度成長期の影響が大きかったのかもしれない
沖縄が独立したら日中間に尖閣の問題は無くなるが、争いが無くなるかどうかは分からない。
少なくとも沖縄に進出したい中国と、影響を残したい日本の間に摩擦が無くなる訳じゃない。
既に本土と沖縄の間には諸々の結びつきがあるから、白紙からの独立はありえないからだ。
日本やアメリカ、国際社会に認められる独立を果たすには決め事が必要なのだが、経済を無視して閉鎖的にするか、中国などにも開かれた国にするかで変わってくる。
開かれた国にするなら選挙政治による統治は避けないといけない。
経済的な損得で沖縄内に分断を生むからだ。
本土のメリットは広大な空域・海域の管理費を払わなくて済む事が大きい。
管理費(国防費)を払うのは、沖縄かアメリカになる。
中立国として貧弱な管理体制にするか、アメリカに引き続き基地を提供する方法もある。
直接話し合う方がスムーズにいくだろう。
アメリカ52番目の州になるのも良いのではないか。
そうなれば確実に基地は減るし、危険度も下がる。
アメリカ軍もその方が大事にしてくれるだろう。
ただし、核の持ち込みは容認しなければならない。
中国になんやか言われたくなければ、日本よりアメリカ施政下にある方が良い。
石垣の漁師が嘆く事も無くなる。
日本に残って米軍基地を無くすなら、憲法を改正してもらわないといけない。
日本は憲法で戦争が出来ない事になっているから周辺国から舐められるのだ。
戦後、平和憲法はアメリカの軍事的優位下で機能したが、これからは足かせになる。
日本にまともな軍隊があれば、拉致問題も竹島問題も起こらなかった。
反日で店舗が壊されたり、大使館に卵を投げつけられたりすることも無い。
普通、領空・領海に侵入すれば攻撃される。
去年、ロシア軍機がトルコの領空で撃墜された。
これがまともな姿だ。
日本の外交を司る人は本当に気の毒だと思う。
これからも卑屈な外交を続けないといけないからだ。
核武装してれば、北方四島や尖閣もすでに解決されている。
ロシアは極東で日本と張り合う経済力をすでに失っているからだ。
日露戦争の時、軍・経、共に日本が下だったが今は違うのだ。
核武装しないなら、日米安保を継続し有事の核持ち込みを容認すればよい。
今後、韓国があてにならないのなら、それ以外に軍事バランスを保つ方法は無い。
奄美群島は鹿児島と結びつきが強いので、沖縄と一緒になる事は無い。
愛憎半ばするが、沖縄についていく民意とはならないだろう。
日本も沖縄も中途半端な考えではいけない。
国家としての主権を取り戻す事が何より安定をもたらすのです。
基地問題は今後エスカレートする。
日本政府もアメリカ政府も嫌気がさしてくる。
南方の小さな島と違い100万以上の人がいるのだから民意だ何だと言っていたら国外からは不安定な地域と思われる。
中国と経済で結びつきたいなら尖閣はくれてやるしかないし、沖縄の独立問題もやがて史実を持ち出し来る中国に従うしかない。
危険な思想だろうか?
しかし基地問題・拉致問題も解決出来ない人の集まりなのだから、これしかないと思うが。