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2018/04/04 12:20:46

匿名

　投手陣について。　

　今大会、個人的に驚きだったのが藤木君。速球は１２０キロ台だが、勇気をもって内角を攻める投球の姿勢が素晴らしかった。特に大きなカーブが有効で、緩急を付けて上手く打たせていた。宮城君は、是非先輩の投球術から学んで欲しい。
　
　その宮城君に関しては、あまり過度な期待を背負わせるべきではないと思う。現時点では、球威、球種、制球どれを取っても、せいぜい「甲子園出場チームには、よくいる」レベル。全国上位を狙う投手のレベルには、まだまだ達していない。
　特に課題なのが、（意外に思われるかもしれないが）球威。どの試合でも、インコースを突いた直球で詰まらせることができず、逆方向へ打ち返される場面があった。変化球とのコンビネーションで押さえられてはいたが、本当に打力のあるチームと当たると、まだまだ厳しい（だから好打者の揃う沖尚との対戦で、どれくらい抑えられるか見たかった）。
　もっと徹底的に下半身を鍛えて、球速をあと２，３キロアップさせるか、逆にチェンジアップ等、緩い球を覚えてもっと直球を速く見せる工夫をしないと、正直全国レベルのチームが相手ではまだ難しい。