『らぶストーリー』 [364]
作成者:ゅか
作成日時:2005/07/17 18:43:01
この☆トピ☆ゎ実話をもとにしたラブストーリーを紹介したり、私が作ったストーリーをみんなに見てもらう☆トピ☆です。ストーリーについての感想をお待ちしています☆★
投稿メッセージを表示( 364 件中 101 件 〜 120 件目)
その気持ちめっちゃ分かるょ(>m<;)
自分も?年の頃にそォゅ〜感じの男友達がいて・告白したいけど
今更ゃっても辺だしなぁ…って思いながら
中学生なって、告白とかはほとんどあきらめかけてたら
あっちから告白してきたんだよ☆★
今は高?だけど、あの時の話とかしてたら
あっちも恥ずかしくて言おうか言わないこうか迷ってたって!!
告ったりしたら今の関係がなくなりそうだから…。
でも思い切って告白して今はもう?年間付き合ってるんだょ♪
だからTクンも大丈夫bb
それにヶンヵしてるってのは結構気があるからだと思うょ↑
自分達もそうだったし(笑)
もしふられても『でも友達でいてね』って言って
ちゃんと自分から話かければいいさぁ〜☆★
自分はT君を応援してるょ♪頑張れっ↑↑
自分も?年の頃にそォゅ〜感じの男友達がいて・告白したいけど
今更ゃっても辺だしなぁ…って思いながら
中学生なって、告白とかはほとんどあきらめかけてたら
あっちから告白してきたんだよ☆★
今は高?だけど、あの時の話とかしてたら
あっちも恥ずかしくて言おうか言わないこうか迷ってたって!!
告ったりしたら今の関係がなくなりそうだから…。
でも思い切って告白して今はもう?年間付き合ってるんだょ♪
だからTクンも大丈夫bb
それにヶンヵしてるってのは結構気があるからだと思うょ↑
自分達もそうだったし(笑)
もしふられても『でも友達でいてね』って言って
ちゃんと自分から話かければいいさぁ〜☆★
自分はT君を応援してるょ♪頑張れっ↑↑
0
スポンサーリンク
★★さん、ありがとうございます。
告る勇気がないのは、いまさら言うのが恥ずかしいからです。
もう、ケンカ友達みたいな形になってて、告ってふられたら気まずくなるのが
怖いんです。なんてゆーか・・・、今の関係を壊したくないみたいな・・・・。
告る勇気がないのは、いまさら言うのが恥ずかしいからです。
もう、ケンカ友達みたいな形になってて、告ってふられたら気まずくなるのが
怖いんです。なんてゆーか・・・、今の関係を壊したくないみたいな・・・・。
0
応援しています★頑張ってo(*≧∇≦)
0
スポンサーリンク
Tさん!!!!! どうして告白する勇気がないんですか???あなたは7年間も思っているのに・・・一度くらい勇気を出して面と向かって気持ちを伝えてみたらどうですか??
0
下の続きです。
で、中学校に入学しても同じクラスで、席はちょっと近いかなぐらいだったんですけど
いろいろ発言とかして注目を浴びて自分なりにS子にアピってたつもりだったんです。夏休みとか
なくなっちまえとか思ってたんですけど、中学校ではS子バレー部に入ってたんで、顔が見れて嬉しかったんだよね。
俺的には超アピってつもりだったんです!なのに、ドコで負けたのか知りません。S子は隣のクラスのKってヤツに告白
したんです。今までどんなに好きだったやつでも告白しなかったのに・・・・。俺はとてもショックでした・・・。
俺はこんなに好きなのに!途中から出てきたやつにS子をとられてムカつきました。
だからS子を冷やかしてたんです。英語の時間で『ディナー』という単語がでてきて、
「今夜のディナーは・・・?K!!」
とかなんとか言って。S子は怒ってるようにも見えたんですけど、照れてるようにも見えて、なんだか虚しくなりました。
「昨日一緒に帰った」
とか聞いて(本人からではない)もうあきらめるしかないんだ、とか本気で思ってました。やっぱり急にあきらめるとかいうのは無理だから、
ゆっくりゆっくり諦めていこうと思いました。でも、そんなある日、友達からS子とKが別れたという話を聞きました。最初はウソだと思ってたんですけど、
S子の元気がなかったので、ああ、本当なんだと思いました。それで俺はS子をまだあきらめないと決意したんです。
だけど、S子もまだ諦めきれない様子で、何度もKを見ていました・・・・。
そんな事が何ヶ月か続いて、S子はKを見なくなりました。それは隠していたのかは分かりません。
でも、俺はずっとS子を見ていました。3学期になって、よく目が合うようになって、
「これは・・・?とうとう俺に気づいて・・・・!?」
とか考えてたら、春休みになっていました。春休みでも部活で会えるとか考えてたんですが、
一度も来てませんでした。2年生で、久しぶりにクラスが離れて、話をしなくなりました。だけど、
2年のS子のクラスには、元彼のKがいたんです。
俺はとてもあせりました。二人はまたヨリを戻すんじゃないかとか。だけど、
今の俺には、S子に告る勇気なんて、ドコにもないんです。
これが、S子に片思いしてきた7年間です。
これから毎日とは言わないけど、S子とどうだったかを記録していこうかと思います。
何かアドバイスとかあったら下さい。待ってます。
で、中学校に入学しても同じクラスで、席はちょっと近いかなぐらいだったんですけど
いろいろ発言とかして注目を浴びて自分なりにS子にアピってたつもりだったんです。夏休みとか
なくなっちまえとか思ってたんですけど、中学校ではS子バレー部に入ってたんで、顔が見れて嬉しかったんだよね。
俺的には超アピってつもりだったんです!なのに、ドコで負けたのか知りません。S子は隣のクラスのKってヤツに告白
したんです。今までどんなに好きだったやつでも告白しなかったのに・・・・。俺はとてもショックでした・・・。
俺はこんなに好きなのに!途中から出てきたやつにS子をとられてムカつきました。
だからS子を冷やかしてたんです。英語の時間で『ディナー』という単語がでてきて、
「今夜のディナーは・・・?K!!」
とかなんとか言って。S子は怒ってるようにも見えたんですけど、照れてるようにも見えて、なんだか虚しくなりました。
「昨日一緒に帰った」
とか聞いて(本人からではない)もうあきらめるしかないんだ、とか本気で思ってました。やっぱり急にあきらめるとかいうのは無理だから、
ゆっくりゆっくり諦めていこうと思いました。でも、そんなある日、友達からS子とKが別れたという話を聞きました。最初はウソだと思ってたんですけど、
S子の元気がなかったので、ああ、本当なんだと思いました。それで俺はS子をまだあきらめないと決意したんです。
だけど、S子もまだ諦めきれない様子で、何度もKを見ていました・・・・。
そんな事が何ヶ月か続いて、S子はKを見なくなりました。それは隠していたのかは分かりません。
でも、俺はずっとS子を見ていました。3学期になって、よく目が合うようになって、
「これは・・・?とうとう俺に気づいて・・・・!?」
とか考えてたら、春休みになっていました。春休みでも部活で会えるとか考えてたんですが、
一度も来てませんでした。2年生で、久しぶりにクラスが離れて、話をしなくなりました。だけど、
2年のS子のクラスには、元彼のKがいたんです。
俺はとてもあせりました。二人はまたヨリを戻すんじゃないかとか。だけど、
今の俺には、S子に告る勇気なんて、ドコにもないんです。
これが、S子に片思いしてきた7年間です。
これから毎日とは言わないけど、S子とどうだったかを記録していこうかと思います。
何かアドバイスとかあったら下さい。待ってます。
0
スポンサーリンク
この話よんで涙が止まりません・・・・!
たくさんの人に読んでもらいたいですね!!
たくさんの人に読んでもらいたいですね!!
0
ぅ〜泣きました・・・・↓↓ありえないですね・・・
こうゆう辛い経験をして・・・・私は、全然それに比べて
失恋なんて・・・・たいしたことぢゃないですよね・・・・
私が一番辛い・・・なんて思っちゃたりもしました・・・・
私に、この感想を述べる資格なんてあるのでしょうか??
ァ、の、最後言わせてください!!
頑張ったんですね、これからも、私は貴方の幸せを願っています!!
他人なのに!?ッテ思う人もいるかもしれませんが・・・・
すみません・・・変な事言って・・・・でしゃばりました
こうゆう辛い経験をして・・・・私は、全然それに比べて
失恋なんて・・・・たいしたことぢゃないですよね・・・・
私が一番辛い・・・なんて思っちゃたりもしました・・・・
私に、この感想を述べる資格なんてあるのでしょうか??
ァ、の、最後言わせてください!!
頑張ったんですね、これからも、私は貴方の幸せを願っています!!
他人なのに!?ッテ思う人もいるかもしれませんが・・・・
すみません・・・変な事言って・・・・でしゃばりました
0
すごく感動しました。 あなたに起こった事を自分置き換えて考えてみようと思っても考えきれません・・・・すごくつらかったですね。。どうぞ、これからはさぁやさんの分ま沢山の時間を幸せに生きてくださいd(>∀<●) すごくよかったです☆
0
恋空 の逆バージョンみたぃで面白い♪゙
0
最後まで読んでいてくれたみなさん、本当にありがとうございました。
コメントしてくれたみなさんも、返事をかけなくてすいませんでした。
この話は実話なんですかという質問が多かったのですが、それはあなたしだいです。
僕が言いたかったことは、今日をムダに生きている人たちに、この話を読んで、少しでも
生きている幸せを知ってもらいたかったんです。最後にもう一度、
読んでくれたみなさん、本当にありがとうございました。
コメントしてくれたみなさんも、返事をかけなくてすいませんでした。
この話は実話なんですかという質問が多かったのですが、それはあなたしだいです。
僕が言いたかったことは、今日をムダに生きている人たちに、この話を読んで、少しでも
生きている幸せを知ってもらいたかったんです。最後にもう一度、
読んでくれたみなさん、本当にありがとうございました。
0
早く次を書いてほしいです!!! 楽しみに待ってます♪
0
「キャッ!!!!ちょ・・・っと何すんのよ!!!?」
気がつくと、彼女は床に倒れこんでいた。僕がいつのまにか突き飛ばしていたらしい。僕は慌てて彼女に謝ったが、もう遅かった。
「ふざけんじゃないわよ!!その気がないなら期待させるようなことしないでよね!!マジ意味わかんない!!」
彼女は勢いよくドアを閉めて出て行ってしまった。彼女には悪い事をした。でもどうして突き飛ばしたりなんかしたんだろう?別に彼女がイヤだったわけじゃない。
あの人は嫌いってわけでもないし、それにとてもキレイな人だったし・・・・。じゃあどうして?・・・・・・・・・・・・・・・・・?
「・・・・さあやじゃ・・・・ないから・・・・・?」
僕は気づいてしまった。他の女の人ではダメなのだ。体が拒絶する。
まるで、“さあや以外は認めない―――――”・・・・とでも言うかのように・・・・・。
今の僕は、多分ほかの女の人を愛することは出来なくなっているのではないだろうか・・・・。・・・・会いたい・・・・・。
僕の目から、ボロボロと涙があふれてきた。会いたい、会いたい、会いたい、会いたい・・・・。こんなにも君の事を想っているのに、君はもういないんだ。
言いたいことだってたくさんあったのに、どうして聞こえないところに行ってしまったんだ。さみしい・・・・、さみしいよ・・・・。
『私、眠るのが怖いんだ・・・・・。もうしょうごに会えないんじゃないか・・・・って』
・・・・・僕は大事な事を忘れていた・・・。さあやだって、言い残した事がいっぱいあったはずなのに、どうして僕は自分のことしか考えられなかったんだろう。
さあやがいなくなった悲しみにつぶされて、さあや自身のことを考えきれなかった。・・・いや、自分で考えようとしなかったんだ・・・・。自分のことばっかりで・・・。僕はなんてバカなんだ・・・・。
「・・・・・・・手紙・・・・」
そうだ、手紙!さあやからの手紙には、きっと、僕に言い残したことが書かれているハズ。どうしてもっと早く読まなかったんだろう。どうしてさあやのことを考えてやれなかったんだろう・・・・。
僕は急いでホテルからでた。走って走って、家までずっと走り続けた。途中で雨がふって、すべって何度も転んだけれど、僕が立ち止まる事はなかった。
家に帰って、カバンの中から手紙をだした。封筒の中から手紙を出す。
さっきまで降っていた雨がやんで、外はとても静まりかえっていた―――――――――。
気がつくと、彼女は床に倒れこんでいた。僕がいつのまにか突き飛ばしていたらしい。僕は慌てて彼女に謝ったが、もう遅かった。
「ふざけんじゃないわよ!!その気がないなら期待させるようなことしないでよね!!マジ意味わかんない!!」
彼女は勢いよくドアを閉めて出て行ってしまった。彼女には悪い事をした。でもどうして突き飛ばしたりなんかしたんだろう?別に彼女がイヤだったわけじゃない。
あの人は嫌いってわけでもないし、それにとてもキレイな人だったし・・・・。じゃあどうして?・・・・・・・・・・・・・・・・・?
「・・・・さあやじゃ・・・・ないから・・・・・?」
僕は気づいてしまった。他の女の人ではダメなのだ。体が拒絶する。
まるで、“さあや以外は認めない―――――”・・・・とでも言うかのように・・・・・。
今の僕は、多分ほかの女の人を愛することは出来なくなっているのではないだろうか・・・・。・・・・会いたい・・・・・。
僕の目から、ボロボロと涙があふれてきた。会いたい、会いたい、会いたい、会いたい・・・・。こんなにも君の事を想っているのに、君はもういないんだ。
言いたいことだってたくさんあったのに、どうして聞こえないところに行ってしまったんだ。さみしい・・・・、さみしいよ・・・・。
『私、眠るのが怖いんだ・・・・・。もうしょうごに会えないんじゃないか・・・・って』
・・・・・僕は大事な事を忘れていた・・・。さあやだって、言い残した事がいっぱいあったはずなのに、どうして僕は自分のことしか考えられなかったんだろう。
さあやがいなくなった悲しみにつぶされて、さあや自身のことを考えきれなかった。・・・いや、自分で考えようとしなかったんだ・・・・。自分のことばっかりで・・・。僕はなんてバカなんだ・・・・。
「・・・・・・・手紙・・・・」
そうだ、手紙!さあやからの手紙には、きっと、僕に言い残したことが書かれているハズ。どうしてもっと早く読まなかったんだろう。どうしてさあやのことを考えてやれなかったんだろう・・・・。
僕は急いでホテルからでた。走って走って、家までずっと走り続けた。途中で雨がふって、すべって何度も転んだけれど、僕が立ち止まる事はなかった。
家に帰って、カバンの中から手紙をだした。封筒の中から手紙を出す。
さっきまで降っていた雨がやんで、外はとても静まりかえっていた―――――――――。
0
まぢ感動ですょ!!
でも、実話ってゅーのが・・・・
そんな悲しいコトがあったのに本当にここに
書けるのでしょうか?と思うのゎ自分だけでしょうか??
でも、実話ってゅーのが・・・・
そんな悲しいコトがあったのに本当にここに
書けるのでしょうか?と思うのゎ自分だけでしょうか??
0
すごく感動・・・・・・早くどうなったんですか????きになります。。ほんとうに事実なんですか?????
0
ャばィ!!!!!メッチャ涙出る!!
これって実話◇なんですヵ??!!
これって実話◇なんですヵ??!!
0
泣けるんだけど・・・やばい・・・
0
この話を読んですごく感動しています。。この話は本当に本当に実話なんですか???????
0
ヤバイよ〜!チョーいいよこれー!
早く続き書いてくれ〜!
早く続き書いてくれ〜!
0
早く読みたい☆
Sさん!!オモシロイですww
次のができるまで、あとどんくらいかかりますヵ?
Sさん!!オモシロイですww
次のができるまで、あとどんくらいかかりますヵ?
0
「え・・・・?今・・・なんて・・・・?」
僕は自分の耳を疑った。さあやのお母さんの泣き声は病院の廊下に響きわたっていた。
今僕は、さあやがいる病室とは遠く離れて話している意味がようやくわかった。
さあやのお母さんに何度同じ事を聞いても返ってくる返事はいつも同じだった。
「・・・・さあやが・・・・・白血病・・・・?」
あのさあやが?どうして?今、あんなに元気じゃないか?なのにどうして・・・わけがわからない・・・
頭が真っ白になるというのはこういうことをいうのか・・・?なにも考えられない・・・。そんなわけ・・・、そんなわけない・・・。
それだけが頭をグルグル回っていた。
「・・・もっと早く見つけていれば、応急処置で白血病まではいかなかったって・・・どうして、どうしてもっとあの子を見てあげられなかったんだろう・・・!」
お母さんのせいじゃない・・・。さあやは一人暮らしでお母さんはさあやの様子が分からなかったんだから・・・。だが僕はすぐそばにいた・・・さあやのすぐそばに・・・。
どうして、どうして気づいてあげられなかったんだろう・・・さあやの変化に・・・確かにさあやは
最近カゼが治りにくいとかぼやいていた。僕は疲れてんだろ?と軽く流していた・・・。
どうして、どうして・・・!!僕は自分を責めた。もうさあやに会えない・・・。どんな顔して会えばいい?僕は・・・僕は・・・!
「さあやのそばにいてあげて下さい」
さあやのお母さんがまっすぐ僕を見て言っていた。
「さあやにはまだ助かる可能性があるんです。ドナーが見つかればさあやは助かるんです。でも見つかるまでさあやには頑張ってもらいます。すごく、辛くなると思います。それでも私達は代わってやれない・・・。なら、そばにいることしかできないんじゃないですか・・・って、お医者さんにいわれたんです」
さあやのお母さんは僕に笑顔でそう言ってくれた。僕が自分を責めないように。
「でも俺っ・・・・さあやに何て言えば・・・」
「何も言わなくていいの。そばにいるだけで・・・、あなたがそばにいるだけで、さあやは頑張れると私は思うんです」
僕は黙った。僕にさあやが救えるだろうか。弱っていくさあやを見続けることができるだろうか。
「もちろん、無理にとは言わない。あなたにもすごく苦労させるだろうし・・・」
「・・・・俺で・・・いいんですか・・・俺にさあやが救えると思えますか・・・?」
「あなたがさあやを救いたいと思えば、出来ないことじゃないと私は思う」
お母さんはそういって、廊下を歩いてさあやの病室に入っていった。・・・僕にさあやが救えるのか・・・?僕に・・・さあやが・・・僕は・・・さあやを・・・
病室に入ってきた僕にさあやは笑顔で迎えてくれた。
僕は、さあやを救いたい――――。
僕は自分の耳を疑った。さあやのお母さんの泣き声は病院の廊下に響きわたっていた。
今僕は、さあやがいる病室とは遠く離れて話している意味がようやくわかった。
さあやのお母さんに何度同じ事を聞いても返ってくる返事はいつも同じだった。
「・・・・さあやが・・・・・白血病・・・・?」
あのさあやが?どうして?今、あんなに元気じゃないか?なのにどうして・・・わけがわからない・・・
頭が真っ白になるというのはこういうことをいうのか・・・?なにも考えられない・・・。そんなわけ・・・、そんなわけない・・・。
それだけが頭をグルグル回っていた。
「・・・もっと早く見つけていれば、応急処置で白血病まではいかなかったって・・・どうして、どうしてもっとあの子を見てあげられなかったんだろう・・・!」
お母さんのせいじゃない・・・。さあやは一人暮らしでお母さんはさあやの様子が分からなかったんだから・・・。だが僕はすぐそばにいた・・・さあやのすぐそばに・・・。
どうして、どうして気づいてあげられなかったんだろう・・・さあやの変化に・・・確かにさあやは
最近カゼが治りにくいとかぼやいていた。僕は疲れてんだろ?と軽く流していた・・・。
どうして、どうして・・・!!僕は自分を責めた。もうさあやに会えない・・・。どんな顔して会えばいい?僕は・・・僕は・・・!
「さあやのそばにいてあげて下さい」
さあやのお母さんがまっすぐ僕を見て言っていた。
「さあやにはまだ助かる可能性があるんです。ドナーが見つかればさあやは助かるんです。でも見つかるまでさあやには頑張ってもらいます。すごく、辛くなると思います。それでも私達は代わってやれない・・・。なら、そばにいることしかできないんじゃないですか・・・って、お医者さんにいわれたんです」
さあやのお母さんは僕に笑顔でそう言ってくれた。僕が自分を責めないように。
「でも俺っ・・・・さあやに何て言えば・・・」
「何も言わなくていいの。そばにいるだけで・・・、あなたがそばにいるだけで、さあやは頑張れると私は思うんです」
僕は黙った。僕にさあやが救えるだろうか。弱っていくさあやを見続けることができるだろうか。
「もちろん、無理にとは言わない。あなたにもすごく苦労させるだろうし・・・」
「・・・・俺で・・・いいんですか・・・俺にさあやが救えると思えますか・・・?」
「あなたがさあやを救いたいと思えば、出来ないことじゃないと私は思う」
お母さんはそういって、廊下を歩いてさあやの病室に入っていった。・・・僕にさあやが救えるのか・・・?僕に・・・さあやが・・・僕は・・・さあやを・・・
病室に入ってきた僕にさあやは笑顔で迎えてくれた。
僕は、さあやを救いたい――――。
0
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 前のページを表示 | 次の 20 件を表示 |