印刷代10~20%値上げへ 県印刷工業組合が説明 [1]
県内136社が加盟する県印刷工業組合の与那覇正俊理事長(丸正印刷社長)が24日会見し、
原料メーカーの用紙とインキの値上げを受けて、チラシや菓子包装の印刷代が10~20%値上げになると発表した。
一部の新規受注について業者は既に値上げを始めている。
東日本大震災や原油高騰の影響によるメーカーからの値上げ要請を受け、各社は価格交渉をしていたが、
昨年末までに原料値上げが最終通知された。
与那覇理事長は「業界の情報誌など需要が紙媒体から電子媒体に流れて経営状況が厳しくなっている中、
今回の原料値上げ分を価格転嫁できなければさらに厳しく、利益も出せなくなる。
機械洗油や溶剤の値上げも予想されており、お客さまにも理解をお願いしたい」と値上げに理解を求めた。
組合によると、印刷用紙は2011年10月から10~15%、
印刷用インキは11年11月から10~20%の値上げが実施されている。
千葉県にあるインキ原料の世界大手の工場が震災で被災、生産を停止している。
同工場が生産する主原料は国内のほぼ100%シェアを占めるという。
このほか東北地方の原料生産メーカーも被災して調達困難な状況が続いている。
組合は加盟社向けの資材販売もしているが、昨年末の値上げ以降、売り上げは約10%減少した。
与那覇理事長の丸正印刷も売り上げは約10%減少しているという。
与那覇理事長によると、印刷業の経費のうち原料費が約3割を占める。
今後の見通しについて理事長は「被災した工場も修復に巨額の資金をかけている。
工場が再稼働して国内供給が復旧しても値段は値上げしたものから変わらないのではないか」と話した。
琉球新報⇒http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186686-storytopic-4.html
原料メーカーの用紙とインキの値上げを受けて、チラシや菓子包装の印刷代が10~20%値上げになると発表した。
一部の新規受注について業者は既に値上げを始めている。
東日本大震災や原油高騰の影響によるメーカーからの値上げ要請を受け、各社は価格交渉をしていたが、
昨年末までに原料値上げが最終通知された。
与那覇理事長は「業界の情報誌など需要が紙媒体から電子媒体に流れて経営状況が厳しくなっている中、
今回の原料値上げ分を価格転嫁できなければさらに厳しく、利益も出せなくなる。
機械洗油や溶剤の値上げも予想されており、お客さまにも理解をお願いしたい」と値上げに理解を求めた。
組合によると、印刷用紙は2011年10月から10~15%、
印刷用インキは11年11月から10~20%の値上げが実施されている。
千葉県にあるインキ原料の世界大手の工場が震災で被災、生産を停止している。
同工場が生産する主原料は国内のほぼ100%シェアを占めるという。
このほか東北地方の原料生産メーカーも被災して調達困難な状況が続いている。
組合は加盟社向けの資材販売もしているが、昨年末の値上げ以降、売り上げは約10%減少した。
与那覇理事長の丸正印刷も売り上げは約10%減少しているという。
与那覇理事長によると、印刷業の経費のうち原料費が約3割を占める。
今後の見通しについて理事長は「被災した工場も修復に巨額の資金をかけている。
工場が再稼働して国内供給が復旧しても値段は値上げしたものから変わらないのではないか」と話した。
琉球新報⇒http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186686-storytopic-4.html
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