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メッセージ:報徳学園、屋富祖の走者一掃3点タイムリーで奇跡の逆転勝利!選抜出場当確!の削除依頼

以下のメッセージを削除依頼します。
タイトル:報徳学園、屋富祖の走者一掃3点タイムリーで奇跡の逆転勝利!選抜出場当確!
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メッセージ:来春の選抜高校野球出場校選考資料となる秋季大会が各地で行われ、近畿(近畿枠6)の準々決勝では報徳学園(兵庫3位)が京都成章(京都3位)を逆転サヨナラで下し、4強に進出した。4点を追う八回、満塁で代打・屋富祖(やふそ)拓哉外野手(2年)が走者一掃三塁打を放ち1点差。同点後の九回1死二塁から、7番・佐渡友怜王捕手(1年)の右越え二塁打で勝利を収めた。履正社(大阪2位)は守山(滋賀2位)を八回コールドで下した。勝ち進んだ2校は、2季連続甲子園の出場権がほぼ確定した。

  ◇  ◇

 2年ぶり18度目の選抜をかけた一戦で“逆転の報徳”のシナリオがよみがえった。八回2死まで1安打に封じ込まれ0‐4の劣勢。しかし相手の連続エラーなどで満塁とした場面で、永田裕治監督(47)は代打・屋富祖を送り出した。大会直前に登録した公式戦初打席の秘密兵器は期待に応え右中間への走者一掃三塁打を放ち、3点を返した。

 1点を追う九回には1死三塁から6番・池田晃賢(こうけん)内野手(1年)が左中間へ同点の適時二塁打。続く佐渡友が右越え二塁打で、奇跡の大逆転劇が成立した。

 「全球打つつもりだった。中途半端にならず積極的に行った」と屋富祖。学業成績は学年上位で、授業時間の長い特進コースに入学した。だが、2年進級時に「野球に集中したい」と進学コースに転籍。自主練習を積み背番号「17」をつかんだ。佐渡友も「我慢して使ってくれた監督に恩返しするにはこの打席しかない」と意地を見せた。

 永田監督は「屋富祖の努力している姿を見ているのでメンバーに入れた。よく打ってくれた」と涙ながらにたたえた。

(デイリースポーツ2010年11月1日)


※走者一掃の3点タイムリーを放った報徳学園の屋富祖選手は沖縄二世、あるいは三世かと思われます。
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