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メッセージ:夏の終わりに・・・の削除依頼
| 以下のメッセージを削除依頼します。 | |
| タイトル： | 夏の終わりに・・・ |
| 名前： | 白球の記憶 |
| メッセージ： | 沖縄尚学の選手の皆さん、まずはお疲れさまでした。この日を迎えるまで、皆さんは外からは想像もつかない ほどの苦労を重ねながら、ここまで来たのだと思います。春、夏続けて甲子園に出るだけでも大変なことですから、 それを成し遂げた皆さんの努力には、本当に頭が下がる思いです。 ただ、負けてしまったこと以上に残念なのは、三年間の集大成であった昨日の試合で、「沖尚らしさ」があまり 見られなかったことです。 ０−４とリードされてからも、チャンスは幾度かありました。しかし、無死一、二塁からの牽制死、慎重になり 過ぎて甘い球を見逃すなど、らしくないプレーが目立ちました。 何だかチーム全体に、迷いのようなものが感じられました。 確かに、相手投手を捕らえきれず、逆に４点のビハインドを負うというのは、これまでの試合の中で最も苦しい展開でした。 しかし、苦しい展開だからこそ、もっともっとチャレンジしていく姿勢が欲しかったです。アウトになってもいい つもりで、積極的に打ちに出ていればと悔やまれます。 昨年の中部商業といい、今年の沖尚といい、同じ相手に二度も続けて敗れたという事実は、何か重要なことを示唆している ように思えてなりません。それは、沖縄の選手達の「気持ちの弱さ」です。 中部商業も沖尚も、酒田南と比べて戦力的に劣っていたとは思えません。むしろ、上回っていた部分も少なくなかったでし ょう。 しかし、中部商業は守備で踏ん張れなかった。沖尚も、各打者が前向きな気持ちで打席に立てなかった。要するに、「気持 ち」で負けていたのだと私は思います。 私はここ数年、沖縄の高校野球を見続けて来たのですが、戦術でも、選手個々の能力でも、沖縄のチームは全国と互角か、 あるいはそれ以上のレベルにまで達しているように思います。しかし、やはりどうしても「ここ一番」というところで気持ちで 負けてしまう。これを克服できない限り、沖縄の高校野球が再び全国の頂点に立つことはできないでしょう。 今年で引退する三年生も、また次を目指す一、二年生も、常に積極的に、そして「主体的に」野球に取り組んでいく姿勢を身 につけて欲しいと思っています。 さて、約一年間に渡り、試合の度に書き続けていた私の投稿も、これをもってひとまず終わりにしたいと思います。これまで、 私のつたない駄文を読んでくださった皆様には、ここで改めて感謝したいと思います。ここの掲示板上で皆様と関わりを持つこ とで、私自身野球に対する見方がより深まったように感じます。 今まで、本当にありがとうございました。 |