メッセージ:印象的だった11回裏の攻防(糸満vs首里?) の削除依頼
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タイトル: | 印象的だった11回裏の攻防(糸満vs首里?) |
名前: | 白球の記憶 |
メッセージ: | 十回表、首里は一死二塁のチャンスを作り主軸に回りますが、3番神谷選手が三振、4番砂川選手がショートゴロに倒れ無得点。糸満、 先発の宮城啓投手をリリーフした、仲島投手の力投が光りました。彼は七回表、一死満塁のピンチに登板し、プレッシャーのかかる場面で 後続を打ち取っています。八回表も、押し出しで勝ち越しを許したものの、踏ん張って追加点は与えませんでした。金城選手の同点アーチ の陰に隠れた形となりましたが、仲島投手もまた、この試合のヒーローの一人でしょう。 十回裏、糸満は先頭打者の二塁打などで一死三塁のチャンス。勢いからして、ここで試合を決めてしまうかのように思われました。 しかし、神谷投手が踏ん張ります。後続二人を打ち取り、ピンチを脱します。しかし仲島投手も負けじと、十一回表、首里の攻撃を三者 凡退に切って取ります。 そして試合は、運命の十一回裏を迎えます。 十一回裏、神谷投手は糸満の2番長山選手、3番大城選手を連続三振に切って取ります。彼の力投に、私は胸が熱くなりました。 しかし、ここでさきほど同点ホームランを放った金城選手に打席が回ります。首里のバッテリー、一旦は2−2と追い込みますが、金城 選手も粘り、結局四球で出塁を許します。 ここで一瞬、ほんの一瞬ですが・・・球場の空気が、緩んだような気がしました。私はその時、グラウンドから目を離し、うつむきました。 その、刹那でした。 快音が、耳に響きました。5番の宮城啓選手が放った打球はセンターへの痛烈なライナー。しかし、センターの選手(八幡選手だったでしょ うか?)が抑えたように一瞬見えました。ところが・・・。 白球はグラブを弾き、後方に転がりました。それを見て、金城選手は一塁から、一気に三塁を蹴って本塁に向かいました。 首里、中継プレーでサヨナラのランナーを刺そうとします。しかし、送球が乱れ・・・金城選手が、ホームに滑り込みました。その瞬間、長き 死闘に、終止符が打たれたのです。 |