メッセージ:●青春● 〜26〜の削除依頼
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タイトル: | ●青春● 〜26〜 |
名前: | ◆◇◆◇ |
メッセージ: | ≪やっぱり・・・・・・行けばよかったかな・・・・・≫ 夏祭り当日。両親と妹も祭りに出かけており、私は友達と行くからと言って家族の誘いを断った。 家には自分独り。いつもの家でも、一人になると急に広く感じる。聞こえるのは、時計の音だけ。カーテンは締め切っていた。 カーテンを開ければ、祭りの明かりが見えるからだ。 ≪なんか面白いテレビやってないかな・・・・・≫ ピッ・・・・・・ 『見てください!この人!!すごいですねー!!出店もにぎわっています!』 アナウンサーが今やっている夏祭りを中継していた。 ≪・・・・・・・・・・ん?≫ 『それでは、祭りに来ている中学生にインタビューしてみましょう!こんばんわー!』 『こーんばーんわ〜!!!』 ≪優香達・・・・・!!!?≫ 『元気いいですね〜!!今日は君達だけで来たのかな〜?』 『そうでぇ〜す!!!』 『じゃあ仲良いんだね!!』 『そうでぇ〜す!!!アハハハハ!!!』 本当は、この中にさゆも映るハズだった。友哉も、一緒にいるハズだったのに・・・・。なんでこうなるのかなぁ・・・・・。 もう・・・・・何もかもが上手くいかない・・・・・。 ≪あ・・・・・・!!!!≫ 画面の向こうには、小さく、友哉が映っていた。3週間ぶりに見る友哉だった。 ブツッ・・・・・・!!!私はテレビを消した。 ≪もう・・・・いいや・・・・≫ 「あっれー!!!?友哉たちじゃーん!!!」 「おおー!!!お前らも来てたんかー!!!あはははは!!!」 「なんだよ、お前ら女子ときやがってー!!俺も混ぜろ!!な、友哉!!?」 「俺はいいや。お前らだけで行けよ」 「え・・・、お、オイ、友哉ぁー??」 「さゆみならいないよ!」 それは優香の声だった。 「え・・・・・?」 「アンタのせいで来なかったんだから!!!」 友哉は優香に背を向けたまま聞いていた。 「俺のせいってなんだよ・・・・」 その言葉に、優香が切れた。 「何にも知らないくせに、全部さゆみのせいにしてんじゃねぇよ!!!!」 |