メッセージ:●青春● 〜?〜の削除依頼
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タイトル: | ●青春● 〜?〜 |
名前: | ◆◇◆◇ |
メッセージ: | さゆは・・・・・。今は・・・・。 「・・・・・・・・・・・」 「なぁ、・・・・・何とか言ってくれよ・・・・」 ・・・・・。さゆはずっと、この言葉を待っていた。ずっと、ずっと・・・。 「・・・・・」 私はこのとき、嬉しさでなのか、驚きでなのか、何を言っていいのか分からず、黙ったままだった。 「・・・・・・・・フ・・・ずうずうしいよな、今頃になって好きって言うのも」 ・・・・・え? 「ごめんな、もうあれから何日もたってんのに。もう俺のこと好きじゃないかも、って考えたんだけど」 違う。自分もだと言いたいのに、言葉が出ない。 「・・・・・・・・ありがとう」 まって。まって、石川くん。 「・・・・・もう、話しかけないから・・・」 私の目の前をムリした笑顔で去っていこうとした。 「・・・・・あ、補修・・・・さ、俺は、楽しかったから・・・」 ごめん・・・。まって、まってよ・・・・。何やってんの、さゆ。早く、・・・石川くんを引き止めて・・・。でも・・・・。どうしても・・・声が出ないの。 「・・・・い・・・石川くん・・・・ま・・・」 こんな小さい声じゃ、あんな遠くにいる石川くんには聞こえないよ。もっと、大きな声で・・・。 「・・・・い・・・・・」 ・・・・・・・・。どうせ、大きな声で言うのなら・・・・。 「友哉――――――――!!!!!さゆもぉ―――――――!!!!!めっちゃ大好き――――――!!!!!!!」 私はめいいっぱい叫んだ。友哉の名を。他の人に聞こえるぐらい大きな声で。 「・・・・・」 どうしよう・・・・。石川くん何も言ってくれない・・・。大声で言ったから怒ったのかな。どうしよぉ・・・。 そう思っていると、急に振り返り、スタスタとこちらに向かってきた。 「ばぁーか」 「え!?」 「・・・・・・・もう、俺に『ごめん』って言わせるなよ」 |