メッセージ:●青春●の削除依頼
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タイトル: | ●青春● |
名前: | ◆◇◆◇ |
メッセージ: | 「オラオラー!!!走れ走れー!!!ボール取る気あんのか!バカヤロー!!!」 野球部の監督の声。監督の視線の先には友哉がいた。野球をしてる友哉はやっぱりカッコイイ・・・・・。 ≪あと3日か・・・まだ10日とか思ってたら・・・・≫ あさってで友哉との補修終わる。これでいっぱい部活ができる。でも、友哉ともうしゃべらなくなってしまうのは少し寂しい気がする・・・。 まぁ、来年にでも同じクラスになれたらいいね、ぐらいなんだけど。 ガシャ――――――ンッッッ!!!! 「きゃぁあ!」 「スイマセン!!!大丈夫ですか!!!」 この声・・・・。友哉だ。どうやら友哉が打ったボールがフェンスに当たったらしい。 「なんだ、お前か。大丈夫か。大丈夫だと思うけど。何こんなとこでつっ立ってんだよ。俺見にきたのか。見物料とっぞ。1秒100円だから早く帰れよ。」 「別にアンタ見てたわけじゃ・・・・・」 ・・・・・え?なんでさゆここにいんの?早く帰ればいいのに。いつの間にか・・・。足が止まって・・・・。見とれてたわけじゃないけど・・・・。 「そういえば、あさってで補修も終わるな。良かったじゃん」 ・・・・・・・良かった? 「お前部活したいしたいって騒いでただろ?夏休みまでじゃなくて良かったな!俺もやっと部活できるから良かったよぉ〜♪もうお守りしなくてすむと思ったら嬉しくって!」 ・・・・・そう、そっか、そうだよね。こんなバカに勉強教える時間なんかもったいなかったよね。どうせこの補修が終われば石川くんはさゆの事なんかすぐ忘れるんでしょ? 「・・・・・良かったね。部活できるようになって」 「石川ぁー!!早くボールもって来い!!」 「はい!!監督、スイマセン!!!」 なんかムカつく。寂しいとか思ってバカみたい。そうだよ、所詮、補修が無ければ知り合ってなかったんだから。今更、友達とかになりたいとか。は?って感じだよね。さゆだってそうだし。 なんだ、この気持ちは。 |