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メッセージ:サッカー指導者の皆さんの削除依頼

以下のメッセージを削除依頼します。
タイトル:サッカー指導者の皆さん
名前:大人の目線
メッセージ:少年サッカーの育成において、「勝ちにこだわるのは間違っている」といったニュアンスの言葉を耳にすることがよくあります。主に指導者の立場にある方から聞かれることが多いわけですが、その一方で、熱い声援を送る側の観戦者の感覚とはズレが生じることもあるようです。また、真意がちゃんと伝わっていないがために、混乱してしまうこともあるようです。
 
 指導者たちがいうところの「勝ちにこだわるのは間違っている」の趣旨は、将来もずっとサッカーを続けていくとした場合、今すぐに花を咲かせることに目を向けるのではなく、将来を考え、今はしっかりと種を蒔き、肥料を加えることの方が大事であり、それがやがては大きな花を咲かせ実を結ぶであろうということでしょうか。

 このような将来を見据えた育成の考え方は、青少年の教育としては一般的な考え方ですので理解しやすいところですが、多少、大上段に構えた考え方でもあるので、サッカーはただ単に子供に体力を付けさせたいためにやらせているだけだとか、サッカーは小学生までで中学生になったら違うスポーツをやるつもりだとか等、あまりサッカーに思い入れの深くない選手や保護者にしてみれば、「なにもそこまで考えてもらわなくてもいい。今、サッカーを楽しめればいい。」ということにもなろうかと思います。月謝を払って通っているようなクラブチームの選手や保護者なら受け入れやすいでしょうが、様々な思惑の選手が集まるスポーツ少年団にいたっては、ケースバイケースかも知れません。ですから一律に「勝ちにこだわるのは間違っている」という考え方を押し付けてしまうと、失敗しそうな気がします。

 また、「勝ち」へのこだわり方についても、多少の勘違いが時々あるような気がします。やはり試合に臨む時の心構えとしては、いつも「勝ち」を意識し勝つためにプレイするのが常道だと思います。ここで「勝ち」を意識しないでプレイをしてしまうと、もはや競技スポーツではなくレクレーションとしてのスポーツになってしまいます。「勝ち」の意識がないと、せっかくの上手いトラップやパス回しも時にはただの曲芸になってしまう可能性さえあります。試合の時も練習の時も、常に「勝ち」を意識してプレイしてこそ、おもしろいのであり上達するのではないでしょうか。「勝ち」を意識してプレイすることは、すなわち真剣にプレイすることでもあり、怪我の予防にも繋がる気がします。

 「勝ち」にこだわる必要がないというのは、例えば、足の速い選手をフォワードに置き、後ろからロングパス1本だけでゴールを狙うというような戦術だけで十分に勝てる場合に、それだけしかやらず、ショートパスをつなぐようなサッカーにはチャレンジしないといったようなことでしょうか。これでは、その年代に習得しておいた方がよい他のスキルを身につけるチャンスが失われてしまいます。こうしたとき、「勝ち」にこだわることなく、結果として「負け」ても新しいスキルの習得を優先させた方が価値があることでしょう。試合や練習のプレイに当たっては常に「勝ち」にこだわることが大事ですが、その結果については「勝ち」にこだわる必要はないということですね。

 しかし、親ばか観戦者の立場からすれば、練習試合はいいとしても、大会試合などにおいては、やはり結果としての「勝ち」も期待できるプレイと戦術をもって臨んでもらいたくなってしまいます。(2006年1月) 


                     
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